四十肩、五十肩になったときの対処法

四十肩、五十肩になったときにはどうすればいいのか。

不運にも発症してしまった場合、痛みの程度によって、発症から回復まで、3つの時期に分けられます。

発症から3か月までの急性期(激痛が伴う)

痛み止めに薬を処方。非ステロイド抗炎症薬の飲み薬や貼り薬で対処することになります。

急性期のこの時期は何をしても、どんな治療も、痛みには効果が出ないと言われています。

この時期に、針治療やマッサージは一時的に痛みが軽減しても、また痛みは戻ります。

また、へたに、運動すれば肩関節の炎症を悪化させてしまうこともあります。

痛みのつらさから、うつ状態になる人が出るのもこの時期です。

肩周りが動かなくなる拘縮期(3ヶ月~1年)

この時期、少し肩関節の炎症が収まっています。

そのため、痛みが軽くなってきたと感じるようになります。

理想はこの拘縮期の初期から治療を開始することです。

急性期の終盤から拘縮期への移行の時期には、運動療法(針治療やマッサージ)もしくは薬物療法で、肩の関節が固まるのを予防します。

ほっとけば治るのか?

かつて四十肩・五十肩になったことのある人が、「五十肩はしばらくほっとけば自然に治る」という話をするのを聴いたことがありませんか?

私がかつて勤務していた美容整体のお店でも、お客様にそんな話をされたことがあります。

痛みが減る、なくなることは「治る」こととは違います。

痛みが引いても元のようには動かせなくなってしまいます。

時期が過ぎて自然に痛みが減るのは一見、喜ばしいのですが、その代わり急速に肩関節が固まるため、動かしにくくなります。

肩周りを動かせる範囲が著しく狭くなるのです。

また、痛みがある間は肩を庇うので、肩関節を動かさなくなります。

肩を長期間、動かさないことによってインナーマッスルの筋力が衰えてきます。

衰えたあとで筋トレをしても、「筋肉を正しく動かす能力」そのものが回復するとは限りません。

この後の回復期まで何もせずにいると、関節に問題が残ります。

痛みが収まる回復期(6ヶ月~2年)

いつの間にか痛みがおさまってきたなと感じるのが1年以降の回復期です。

この時期には運動療法が主になります。

とくに肩周りがスムースに動かせるようなインナーマッスルの筋力トレーニングに重点が置かれます。

肩甲骨周りの筋肉を動かそう

拘縮期から回復期にかけての回復方法として、肩甲骨周りの筋肉を動かすことを勧めます。

そもそも、肩の動きは、肩甲骨周りと腕の骨(上腕の骨)の動きにより成り立っています。

そのため、肩甲骨をあまり動かさないでいると、四十肩・五十肩の運動療法の効果は、なかなか出ません。

まとめ

四十肩・五十肩は痛みの時期によって適切な対処法が違います。

何もしなければ、痛みが治まっても、肩の関節の関節包というところに癒着が生じます。

関節:骨と骨とのつなぎ目

関節包:そのつなぎ目を包む柔らかい膜

癒着すると肩周りが動かしにくくなり、インナーマッスルの筋力も下がります。

発症してしまったら、自分の痛みは↑の3つのどの時期なのか見定めましょう。

そして、その時期によって適切な治療を行うことを、強くおすすめします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

この記事の内容には、コチラのブログを参考にさせていただいきました↓↓↓

五十肩の原因・症状・治し方②「五十肩の病期に応じた効果的な治療方法~肩が痛くて1ヶ月以上通院しても改善しない方へ~」 肩こり研究所 ブログ 五十肩・四十肩

大変詳しく、そしてわかりやく五十肩(四十肩)について書かれていますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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