バレリーナやダンサーに多いストレートネックは改善するべき?

ストレートネックって、ご存知ですか?

かくゆう私(ビシズム★コジマ)が以前、骨盤矯正のサロンで働いていたときには、


私、ストレートネックなんです

とおっしゃるお客様たちが、けっこういました。

ストレートネックとは、頸椎(首の骨)が、歪んだ状態のこと。

これが、身体に負担をかけて、頭痛やめまい、不眠症などを引き起こす要因となることもあります。

普段、姿勢が悪かったり、スマホの使用などで下を向くことが多い人は、ストレートネックになりやすいです。

他には、クラシックバレエやフィギュアスケートのような競技をしている場合でも、特殊な姿勢や鍛え方などから、ストレートネックになることもあります。

いわゆるスポーツ障害ですね。

クラシックバレエやフィギュアスケートのような、回転技のある競技やスポーツなんかだと、回転するのに軸となる背骨が、普通の人より直線的になっていくんですね。

意識的に背骨をまっすぐにするので、いわゆるS字カーブが失われていくんです。

背骨の延長線上で、首もストレートネックになりやすいです。

これ、しょうがないのかな、と思ったりするんですけど・・・。

じゃあ、そのままにしておいていいのかというと、そんなことはないんだよ、という内容の話になります。


ダンサーもストレートネックは、NG。

 

ストレートネックとは?

ストレートネックというのは病名ではないんですね。

首の骨(頚椎)が、正常な人の首は、前側(顔側)にちょっと、たわんでいます。

頸椎が顔側に少しカーブして、頭を支えているのですね。

この状態は、頚椎前弯(けいついぜんわん)と言います。

「生理的前湾角度」といって、正常な人の首の前湾角度は30~40度です。

ストレートネックは首が「真っすぐ歪む」状態

で、ストレートネックとされている首だと、この前弯角度が30度以下とされています。

つまり、正常とされる首と比べて、頚椎がまっすぐに並んでいるですね。

要するに、「真っすぐ歪む」状態という、ちょっと矛盾した表現になります。

そういう状態の首がストレートネックです。

ストレートネックはレントゲンで診断される

頚椎の並びは、レントゲン写真で撮影しないと確認できません。

ストレートネックとは、整形外科で、レントゲンで診断されるんですね。

本当は怖いストレートネック?

首の骨がまっすぐになる⇒

首の骨の間の動脈や筋肉、首の骨の中を通っている脊髄(せきずい)を引っ張る⇒

脳の活性が下がる⇒

頭痛やめまい、不眠症といった自律神経の問題を引き起こす。

ストレートネックにより起こりうる症状

  • 自律神経の問題
    (例:頭痛、めまい、不眠症)
  • 肩こり、手のしびれなど

ストレートネックの原因は日常生活のなかにある・・・。

ストレートネックに原因として一番多いのが、姿勢が悪いことによる骨格の歪みです。

特に近年は、スマホが爆発的に普及しました。


下を向く姿勢が多くなったことから、本来の、首の生理的なカーブが失われてしまい、結果、ストレートネックの人が増えているといわれています。

姿勢が良いのにストレートネック?

スポーツ障害とか、過度な姿勢矯正をしている人にも、ストレートネックの症状がみられています。

一見、姿勢が良いのに、ストレートネックなんですね

たとえば・・・、姿勢を意識するあまり、いつも顎を引いているとします。

すると、頚椎の前側(顔側)のカーブがなくなって、首が真っすぐになります。

これはバレエダンサー、フィギュアスケートや社交ダンスをしている人たちにも、多くみられています。

 




バレエダンサーのストレートネック

バレリーナやダンサー、フィギュアスケートをしている人たちの多くは、普通の人から見たら、姿勢が良いと思われます。

それは、本当に良い姿勢(体に負担をかけない)とは別です。

ダンサータイプのストレートネックだと、首もふくめて背骨全体が、真っすぐになりやすいんですね。

つまり背骨の弯曲(S字カーブ)がなくなるんです。

ストレートバックという呼び方もします。

生まれつきの体型でそういう人も(かくゆう私も)います。

バレエの回転技に合わせて骨格が変形

クラシックバレエの場合は特に、上体を引き上げるように指導されるため、首も引き上げます。

そこで、本来首のカーブがある部分が、正常な人と比べ、真っ直ぐになってストレートネックになります。

なかには、むしろ首が逆カーブ(頚椎後弯変形=後方ネック)になることもあります。

さらに進行すると今度は、逆向きのアーチを描くようになります。この状態を「頸椎後弯変形(後方ネック)」と言います。

うつむき姿勢になることが多い現代人は ストレートネックになりやすいより引用

また、バレエやダンス、スケートなどの回転する動きでは、より効率的に回転するのには、回転軸が真っすぐのほうが効率よく回れます。

コマをイメージするとわかりやすいと思います。

コマの軸は普通、真っすぐですよね?

軸が直線的なほうが、回転のバランスが良いので、回りやすいです。

そのため、背骨を筋肉で直線的に保つ訓練の結果、背骨の延長で、首の骨も真っすぐになっていきます。

つまりダンサーは、生まれつきの自分のS字カーブを最大限に直線に保つため、背筋や腹筋などかなりの筋肉を動員して働かせている。

バレエダンサーのからだとトラブルより

 

プロのバレエダンサーはどうしているのか?

むしろバレエの回転は軸が真っすぐのほうが回りやすいし・・・。]


ストレートネックでもいいか・・・。

・・・と思ってしまいそうになるのですが、プロのダンサーはどうしているのでしょうか。

新国立劇場バレエ団で、ダンサーの治療や解剖学の授業も行う、専門のトレーナーのかたの、インタビュー記事を見つけました。

例えば、クラシックのダンサーは首がすごく弱いんです。クラシックには、首を鍛えるレッスンは少ないですからね。

新国立劇場バレエ団トレーナー 安田善彦さん「バレエジャポン」のサイトより抜粋

クラシックの人は、特に体を引き上げるように言われるので、首も引き上げますよね。本来カーブがある部分が、割と真っ直ぐになってストレートネックになってしまう。だから治療のときは首の調整は必ずやりますね。

新国立劇場バレエ団トレーナー 安田善彦さん「バレエジャポン」のサイトより抜粋

 

バレエダンサーを治療するときには、


首と骨盤は常に見るようにしています

新国立劇場バレエ団トレーナー 安田善彦さん「バレエジャポン」のサイトより抜粋

とのこと。

プロのダンサーは、体の軸のブレやズレにとても敏感なんだとか。

軸のブレがなければ、いつまでも同じ場所で回転していられます。

けれども、軸に狂いやブレがあると、回転している場所から、だんだん移動してしまうのだとか。

とくに骨盤の中心骨の仙骨に狂いがあれば、すぐに調整するそうです。

・・・つまり。

ちゃんと、プロのダンサーは首の治療(調整)をしているということです!よね?

「上部頚骨のズレ」の影響

首の骨、頚椎は全部で7つあります。

とくに動きやすいのは首の上部の1番目と2番目の骨。

ほとんどの哺乳類の頸椎は七つの骨で構成されている。脊椎の中でも最も可動性が高く上下左右など様々な方向へ動かすことができる。 第一頸椎から第七頸椎まで上から順にC1、C2、…、C7と略されることが多い。 第一頸椎(C1)、第二頸椎(C2)は他の五つと比べ特徴的な形態をしており、それぞれ環椎(Atlas)、軸椎(Axis)とも呼ばれる。

頸椎の中で最も運動が起こりやすいのは第一頸椎と第二頸椎の間であり、これを環軸関節と呼ぶ。

 

ここはとても動きやすい部分で、ズレやすく、これが動くと、それ以下の全てに影響があるとか。

 

それが原因で腰や股関節に悪影響が生じるのはダンサーだけでなく、一般の人も同じなのだそう。

少しでも狂いがあればすぐに調整しないとぶれてしまうものですが、それだけに、彼女達も仙骨などの狂いを非常に気にします。また、その前にやはり上部頚椎に歪みがあると影響されますね。

新国立劇場バレエ団トレーナー 安田善彦さん「バレエジャポン」のサイトより抜粋

 

無意識に負担をカバー


体の一部がずれていると、カバーしようとして他の部分に負担がかかるので、ちょっとセンターが狂うだけでも、長年やっていると少しずつどこかにしわ寄せがきてしまいます。

新国立劇場バレエ団トレーナー 安田善彦さん「バレエジャポン」のサイトより抜粋

踊りへの影響のほか、ケガや事故にもつながることもあります。




バレリーナやダンサーに多いストレートネックは改善するべき?まとめ

クラシックバレエやフィギュアスケートのような、回転技の多いスポーツや、姿勢矯正、特殊な訓練を長く続けていると、ストレートネックになりやすいです。

また、一般の人でも、日常生活の中で首の骨がずれて、ストレートネックになることもあります。

特に、近年はスマホやパソコンの作業が多くなったことで、ストレートネックによる頭痛や肩こり、めまいなどの症状を訴える人が、子供にまで広がっています。

ダンサーの場合は、ストレートネックが身体の軸に影響して、腰や股関節を痛めたり、ケガや事故にもつながる恐れもあります。

そのため、プロは長く踊ることができる身体であるための、首の調整も行っていることがわかりました。

やはり、ストレートネックはなんらかの改善をするべき!いうことですね。

最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。

 

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