バレリーナやダンサーに多いストレートネックは改善するべき?その2

前回の記事では、主に、バレエダンサーによく
みられるタイプのストレートネックについて
解説しました。

過度な姿勢矯正によるストレートネック

通常、よくある不良姿勢による
骨格の歪みからではなく、
過度な姿勢矯正ですとか、

バレエのような、ある特定のスポーツや競技に
特化した形に人間の身体は変形していく。

そのひとつが、背骨が真っすぐになる
延長としての首の骨の歪み、

とくにバレエダンサーにおける
ストレートネックです、という内容でした。

前回の記事>>>バレリーナやダンサーに多いストレートネックは改善するべき?その1

クラシックバレエの場合は特に
上体を引き上げるように指導されるため、

首も引き上げます。

そこで、本来首のカーブがある部分が、
正常な人と比べ、真っ直ぐになって

ストレートネックになります。

ダンサーの骨格調整

むしろバレエの回転は軸が真っすぐのほうが
独楽のように回りやすいし・・・。

ストレートネックでもいいかと思って
しまいそうになるのですが、
そういうものではないんですね。

やはり、やむをえず歪んでいるわけですから。

首と骨盤は常に診る

バレエ団、たとえば新国立劇場バレエ団には

ダンサーの治療や解剖学の授業も行う
専門のトレーナーのかたがいらっしゃいます。

その方がダンサーの治療もしていますが、
インタビューによりますと、

クラシックバレエには首を鍛えるレッスンは
少ないのだとか。(たしかにそうかも)

演目によっては、上体をそらしたまま、

その姿勢で長い間キープしたままなど、
ダンサーが首を痛めやすい場面もあります。

頭にカツラをつける演目だと、余計に
首に負担がかかりますね。

そのためトレーナーのかたが
バレエダンサーを治療するときには、

首の調整は必ず、そして

首と骨盤は常に見るようにしています、

とのことでした。

骨盤は姿勢の要ですからね。

バレリーナは仙骨の狂いを気にする

ダンスをやっているかたなら
共感されると思いますが、
身体の中心線、いわゆると言われる部分、

ここがズレるとターンや、
回転技がうまく回れないとか、

なんか、調子が悪いな、キレが悪い
とかってなりませんか。

プロのダンサーは、やはり
体軸のブレやズレにとても敏感なんだとか。

軸のブレがなければ、いつまでも同じ場所で
回転していられるけど、

軸に狂いやブレがあると、
だんだんズレて移動してしまうのです。

軸の要は、やはり骨盤です。

とくに骨盤の中心骨の仙骨に狂いがあれば、
すぐに調整するそうです。

「上部頚骨のズレ」の影響

首の骨、頚椎は全部で7つあります。

とくに動きやすいのは首の上部の1番目と
2番目の骨。

上部頚椎といいます。

ここはとても動きやすい部分で、
ズレやすいんですね。

トレーナーの先生は「上部頚骨のズレ」
とおっしゃっていて、

これが動くと、それ以下の全てに影響があるとか。

それが原因で腰や股関節に悪影響が生じるのは
ダンサーだけでなく一般の人も同じ。

「上部頚椎の歪み」は将来話題になるところだと
思いますとのことでした。

無意識に負担をカバー

骨盤にかぎらず、どこか体の一部でも
痛めたりずれが生じると、

無意識にでも、身体がそこの負担を
カバーしようとします。

そして長年その状態が続くと、
少しずつどこかにしわ寄せがきます。

プロのダンサーの場合は、踊りへの影響のほか、
ケガや事故にもつながることもあります。

そうなったら命取りですものね。

プロとして日常的なケアはかかせません。

新国立劇場バレエ団専属のトレーナーの先生には、
海外のダンサーも治療に訪れるそうです。

元フィギュアスケーターが
金メダリスト体操選手と
共同開発したポジショニングシート
スタイルアスリート
はコチラです。

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

ターンの練習しすぎて首がむち打ちになった。

大人バレエをしてる人にこそ勧めたい。ストレッチポールの使い方:準備運動編

バレリーナやダンサーに多いストレートネックは改善するべき?その1

座り姿勢を正しくキープするstyle athlete (スタイルアスリート)の感...

ダンサーでもなる!四十肩、五十肩になったときの対処法

ストレッチポールの効果を解説