吉田都が50歳を過ぎても第一線のバレリーナで活躍できる理由とは?

2017年2月17日に、バレリーナの吉田都さんが出演したNHKの朝の情報番組『あさイチ』を観る機会がありました。

番組中ではハイヒールを履いたときの美しい歩き方や、イギリスでのバレエ留学時代の話などが語られていました。

なかでも、私の印象に残ったのは、51歳の吉田都さんが、いまもなお、第一線のバレエダンサーとして活躍するために、努力し続けていること。

身体を長年酷使した影響が出てきたため、踊りをやめる事を考えた事もあったそうです。

が、新たなトレーニングによって、50歳過ぎても体は更に進化しているとか!

結果、若い頃のように力を使わなくても、より正しくバレエのステップが使えるようになったそうです。

大人リーナ(大人のバレリーナ)にとっては、勇気と希望の持てる番組内容でしたよ。

 

ロイヤルの至宝 大英帝国勲章受章 吉田都さんとは?

世界最高峰、英国ロイヤルバレエ団で、15年に渡りプリンシパルを努めました。

プリンシパルとは、ダンサーの最高位です。

つまりバレエ団で主役を張るトップのバレエダンサーです。

イギリス政府からも大英帝国勲章を受賞しています。

ってさらっと書きますが、アジア人という人種で、しかも吉田都さんの身長(158cm)その他・・・、

いまだに多くの欧米人が、生理的に持っているであろう偏見や差別から考えてみても・・・、

日本人がそのポジション、イギリスロイヤルバレエ団のトップに到達するのは、ほぼ不可能に近いのではないでしょうか。

たとえば外国人が歌舞伎の名家の跡取りになるみたいなイメージかな。違うか?

とはいえ熊川哲也さんというかたもいますしね。

このお二人は存在自体が日本の奇跡でしょうね・・・。

つまり、それだけ吉田都さんの才能が突出しているということが言いたいんですよ。

ロイヤルの至宝とも讃えられています。

そして現在、吉田都さんは7年前にロイヤルバレエ団を退団されました。

そして拠点を日本に移し、50歳を超えた今でもバレリーナとして第一線で活躍されています。

 

世界的プリマが実感!50歳を過ぎても身体は進化する

以前、吉田都さんは、踊ることを諦めかけたこともあったそうです。

理由は、長年ダンサーとして酷使してきた膝や腰の悪化・・・。

ところが・・・現在、新たなトレーニングによって、身体はさらに進化しているといいます。

番組では吉田都さんが、ジムで、足腰を鍛える筋力トレーニングをしている映像が流れました。

トレーナーの指導の下で、腰に重りをつけて大股で歩いたりしていました。けっこう、ハードなカンジ・・・。

「辞めなくてはならないかなっていう身体の状態から、すごくほんとに変わったので・・・。

今のこの年でも身体って強くなるんだ、
人間の身体ってすごいなっていうのを

今は実感しているところですね。

番組インタビューより

自分も、35歳の時より43歳の今の方が、断然、身体が動けますから、まったくもって同感。

身体だけならいいんですが、年齢を重ねていくとまあ、いろいろ・・・心の問題とか(関連記事>>>大人女性の課題・・・心身の不調がない状態をキープするには?)もあるのがやっかいなんですよね・・・。

関係するそのほかの記事>>>ホルモンの悪戯

若い頃よりバレエの筋肉を正しく使えるようになった

現在は拠点を日本に移した吉田都さん。

吉田都さんは現在51歳。

それでもレッスンは10代、20代のバレエダンサーたちと一緒に行います・・・。日曜を除いて、毎日!レッスンは1日1時間半ほど行っているそうです。

「1日休んでも体が辛い。稽古がないと舞台には立てないから、しなくてはならないもの」

とのコメント。

素人ダンサーの私が週に1回のバレエで、筋肉痛になってる場合じゃありません。

さらに、吉田都さんのコメントは続き、

「バレエは一瞬にしてピークをもっていかないといけない。体が反応するようにしておかないといけない」

そ、そうですね・・・。耳が痛い。

吉田都さんは9歳からバレエ始めていますが、年齢を重ねていく体の変化については、

「変化は感じる。若い頃は力に頼っていたが、バレエのステップがより正しく使えるようになった。長く続けてきて面白い部分もある」

と、語られていました。

ハイヒールでの美しい立ち姿と歩き方

番組内ではほかに、吉田都さんがハイヒールを履いたときの美しい立ち方と歩き方を伝授。

背筋が伸びていて、美しい・・・。

司会の有働アナウンサーから「世界一の立ち姿」と評されていました。

普段、バレエの5番で立つことは普通に生活していると、なかなか機会はないとは思います。

・・・が、この立ち方、吉田都さんいわく、

  • 姿勢が良くなる
  • ヒップアップになる
  • 内転筋が鍛えられる

とか。

特に私のようなO脚の人は内転筋が弱い場合が多いので、もっと頻繁に5番で立つ練習をするとよいでしょう。

吉田都さんによると、

「日本の若い人は、ハイヒールを履いたときに、腰が引けて後ろに落ちた感じになっている人が多くもったいない」

原因は腹筋・背筋など、筋力が弱いためではないかとのことでした。

吉田都の伝授するハイヒールでの美しい歩き方

  • 骨盤を立てて歩く
  • 足は後ろから押される感じで前に出して歩く
  • 肩を少し開いて歩く

参考にしてみましょう。

吉田都さんの食事

お肉が好きで、肉を食べることが多いそうです。私もミート派。

一度に300グラムほどお肉を食べることもあるとか。

割と好きなものを食べているとのこと。

ほぼ毎日、若いダンサーと一緒にバレエのお稽古をしていれば、それでも全然OKでしょう!

またエネルギー補給のため、常にゆでたまごをカバンに入れて持ち歩いているとか。

バレリーナにとってエレガントとは?

ロイヤルバレエ団では常にエレガントを求め続けられたという吉田さん。

番組内で、バレリーナにとって「エレガント」とは何か?と尋ねられると、

「うるさく言われた訳ではないのですが、周囲の人達や先輩の、ちょっと道をゆずる動作一つでも素敵でエレガントで・・・刺激を受けました」

とのこと。

そしてエレガントさを出すためにはまず「姿勢」だそうです。

吉田都が50歳を過ぎても第一線のバレリーナで活躍できる理由とは?まとめ

50歳を超えてもなお、バレエダンサーとして舞台で踊り、第一線で活躍している吉田都さん。

私のように体力的にはとうにピークの年齢を過ぎてから、バレエを始める大人リーナにとっても、「(若い頃より)バレエのステップがより正しく使えるようになった」「今のこの年でも身体って強くなるんだ」という吉田都さんの言葉は、うれしいものでした。

とにかく、バレエは若い人たちだけのもんじゃない、ってことですね。と強引にまとめてみました!

あと、大人になってからの趣味で踊りをはじめると、「若い頃はもっと踊れたのに」という、落ち込みや、がっかりとは無縁です。若い時には踊ってないからね!

子供のころにバレエがやりたかったけど、できなかった、というかた、いくつになっても始められますよ。

吉田都さんの著書

番組では、吉田都さんの近著『バレリーナ 踊り続ける理由』も紹介。

読んでみたいと思ったのですが、Amazonレビューの評価はイマイチかも・・・。ファンの方からすると「もっと書いてもらいたい・・・物足りない」というところでしょうか。

吉田都さんには他にも写真集も含めて著作があり(写真集が主のようですね)、それらにもエッセイや文章を寄せているそうです。

それらのレビューは評価の高いものも多くあるので、興味のある方は読んでみるとよいかも。
===

世界的プリマの美しき一瞬を永遠にした篠山紀信の写真と吉田都の言葉で綴るフォト&エッセイ。

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ジンクスも、ラッキーチャームも、いらない。必要なのは、チャレンジし続ける、強さ―英国ロイヤルバレエ団の名花、吉田都のすべて。プリマのフォトエッセイ。

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バレリーナの体を作る。吉田都(英国ロイヤル・バレエ元プリンシパル)が美しいお手本で教えるバレエの基本。

他にこんな本も!↓

「クララ」別冊ふろくで大好評だったバレエ漫画が、単行本になります!
2009年12月号~2010年4月号に掲載の3話ぶんに加え、都さんのその後を描いたかき下ろしもたっぷり☆

英国ロイヤル・バレエ・スクールでの留学を経て、
プロのダンサーになり、世界のMIYAKOへ。
感動の物語、ついに完結!


50歳を超えても美筋ボディ。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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